2017年1月30日月曜日

新春



霜やけた草達のなかに、この小さな小さな青い花を見つけると、
春の兆しを見つけた!と思って、毎年なんともいえない幸せな気持ちになります。

オオイヌノフグリ。

小さな花が無数に咲いている様は、真っ暗な空に光る星たちのようにも見えます。

1月28日は旧暦の正月。


ことし初めて、父ちゃんのつくった自然農もち米をついて、お餅を食べました。
つけあわせは、もちろん、小豆から作った自家製あんこと、大根おろし。

石田家流、ぜいたくなお餅時間。

しかし玄米餅、パワーありすぎ、、、福岡正信さん考案の品種、ハッピーヒル。



そして新年早々、新月パワーもあいまって?父ちゃん高熱にてダウン、、、、


 旧暦リズムでの自然農の米作り、餅つきもやっぱり旧暦正月くらいになって
ほっとしてできたタイミング。

父ちゃんの疲れも一気に出たようです、、、、

1日寝たらだいぶ回復。

体も春にむけてデトックスかな。


真冬の寝釈迦さまはひっそり静か

お散歩するとまだまだこうなるね~

竜のひげのじゅうたんは気持ちよか

今日もキラキラ、ドロドロのお二人です

明日はおさんぽ会です。

10時半法宣寺集合。

霜解け道や、氷を割りにいくよ。

汚れてもいい格好でね、
小さな春を見つけに行こう♪



2017年1月25日水曜日

へのへのわらべ 本格始動


こんなに子育て悩んだり苦しんだりしてる私がなぜ・・・?!(笑)

4月から地元八街で、「里山青空保育へのへのわらべ」として
自主保育を始めます。

へのへのわらべ

「自分の子供は自然いっぱいの田舎で育ててあげたい」
となぜか小学生の時に思っていた私・・

たくさんの出会いがあり、導きがあり、今ここにいることを
思います。


森が1歳10ヶ月から四街道市の森のようちえん「たねっこ」さんに
お世話になり、その間ゆらを出産。
4月からは森は「根っこの子」さんに入り、ゆらが「たねっこ」入会。




自然のなかでのびのびと、お友達たちといきいきと・・

「危ないよ」と言われてではなく、自分からチャレンジして危ないことを知ったり
「痛いからやめなさい」ではなく、友達とぶつかりあって痛みを知ったり、

対わが子ではどうしても制限してしまうようなことも、
ちょっと見守るスタンスでいるだけで、たくさんの自由と経験をさせてあげられる。


色んな子を見れるおかげで、色んな子のあるがままもないがままも本当に愛おしくて、
つい厳しくなりがちなわが子を見る目も消えて、
客観的な目で、わが子のありのままを見れたり。


本当に活動を通して、なんど救われる思いがしたかわかりません。


そんな経験を、地元八街でも生かせたら・・・・


八街市内で鍼灸院をしている堀部さんと一緒に始めます。


自然農農家と鍼灸院の始める自主保育、面白そうでしょ?(笑)


母たちになるべく負担のないようにゆる~くやりますよ~。






「森のようちえん」が大切にしていることに、共感しています。
(以下は「森のようちえん、全国ネットワーク」HPより)

~自然はともだち~
  • 自然の中で、子ども、親、保育者が、共に育ちあうこと
  • 自然の営みに合わせるということ
  • 保育や福祉の仕組みを理解し、日本の保育や子育て全体に貢献すること
いっぱい遊ぶ
  • 自然の中で、仲間と遊び、心と体のバランスのとれた発達を促す。
自然を感じる
  • 自然の中でたくさんの不思議と出会い、豊かな感性を育む。
自分で考える
  • 子どもの力を信じ、子ども自身で考え行動できる雰囲気をつくる。
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仲間を募集しています。

八街市近郊にお住まいの方、お友達のいる方、ぜひご紹介お願いします。


自然のなかで生き生きと輝くわが子と、
一緒に野外保育を楽しみませんか・・?









2017年1月22日日曜日

篠秀夫先生

悩める子育て母の、まさに「先生」!
念願の篠秀夫先生をたねっこ主催でお呼びし、ワークショップをおこなっていただきました。




先生のプロフィールはこちらから。http://www.geocities.jp/nenemu2001/self.html

今回はシュタイナーの提唱した「四つの気質」をメインにお話をお願いしたのですが、
それ以前に、ひとつの命としての子供を理解するうえでもっとも響いたもの・・・・


子供は母である私から産まれ出た命であるけれど、
けっしてそこから始まった命ではなく、
何百万年と続いてきた命の記憶を持って、また生まれてきたものであること。

私の続き物ではなく、一つの意思と役割と特徴を持って生まれてきた命であるということ。

そんな本当に根本的なところが、なんとなくわかっちゃいるようで忘れてしまう、
それをあらためて気づかされました。


母が望むようにではなく、母がその子にするように、その子は育ち、
母のやり方で大切にするのではなく、その子が大切にしたいものを、大切にしてあげる。

その上でも、気質を理解しておくと、ただ闇雲に子供を否定したり、
母が自己否定に陥ったりせずに済むなぁと。

たとえば我が子森くん。
楽しいこと大好き、向上心や競争心はあまりなく、みんなとワイワイするのが好き。
典型的な多血質です。

そんな彼に、学ぶことや達成することに喜びを見出す胆汁質の子が望むような
教育的なことや、スポーツなどをやらせても、彼の命本来は喜びません。

じっくり観察することや、静かに一人で遊ぶことが好きな憂鬱質の子のように
なって欲しいと願っても無理なお願いです。

いつもほがらかで、ちょっと控えめで、食べることが大好きな粘液質の子のように
ほんわかしていて欲しいと願ってもイライラするばかりです(笑)


たとえば日本の1年には四季があるように、春は軽やかな多血質、
夏は情熱的な胆汁質、秋はメランコリックな憂鬱質、冬は鈍長な粘液質的、

人生においては、幼少期は多血質、思春期は胆汁質、壮年期は憂鬱質、
老年期は粘液質、

というように移り変わるものだし、
また状況によって、どれかが強く出たり、また弱まったりするものだそうですが、
根本的に自分やわが子が強くもっているものがわかれば、
自分も自分以外の人も理解することができるようになります。


また全ての気質は全ての人が持っているものであり、全ては補いあい、
どれかが弱ければどれかが強くなり、そのバランスをとりながら
その命の恒常性を保つものであると理解できると
何かを否定する必要もなくなる。

そして色んなことが、自分の至らなさのせいではなく、気質の違いによるものだったりすることに
気づかされます。


子育てをしていると、どうしても狭い狭い世界に入り込みがちです。
そんなとき、第3の視点を持てると、気持ちがとっても楽になります。
笑ってられる母ちゃんになります(笑)


「7歳までは夢の中」・・・・・

まだまだファンタジーの世界に住んでいて、私達大人には見えない、感じることのできない
本当にたくさんのものを、日々全身で吸いとっている子供たち。


子供たちの生きている世界は、私たち大人の生きている世界とは
根本的に違うものです。
やっぱり、大切にしてあげたい。。。



母のイライラは、理由のなき怒り、それは体の緊張によるものだそうです。
産前産後の女性の体は、本当に繊細で、自己コントロール不可能な領域の
完全に野生的な状態です。


古代、森の中で子育てをしていた人間は、妊娠子育て中、肉食動物から
わが身と我が子を守るために、密かに密かに生きている必要がありました。
なぜならその時期の母親と子供は、とてもいい匂いを発しているのです。

気持ちが外に外にいかないように、その時期の母親というのは
気持ちが内向き、今で言うと欝っぽくなるのは命をつなぐ必然の働きと
いえるというのです。

でも現代の母は、出産直後から、それ以前と同じような生活を強いられ、
世間一般的に「生産的」でいること(いわゆる早い社会復帰)すら求められますが、
それは本能的にムリなことなんですね。


日本という社会は、根本的に競争による経済的生産性を求めるように教育され、
明るく協調性があることが好意的に見られ、極端に胆汁質的、
多血質的であることを肯定される社会であると、先生もおっしゃっていました。

子育てという、そういった範疇とはまったく異なる世界に突然身をおく
現代の母達は、評価も報酬も一切ない、急に「生産的でない」自分に不安を感じ、
子育てという現実に、否定的な気持ちを持ってしまう人がとても多いと
思います。現にわたしもそうでした。


わが子を育てること以上に意義のあることなどないはずなのに
評価や報酬で自分を確認できることを求めてしまう、、、、


それは本能的なものと、社会的なものの大きなズレによるものだった
んですね。

先生の話を聞いて、とても納得してしまいました。



それによって体に緊張がたまり、イライラが募る。

それが流れ的に自然とわが子へとぶつけられる。
もしくはパートナーの旦那さんか・・・


でも環境や社会状況を変えることは、そうそう容易ではありません。


まずは自分の体の緊張に気づいて、それをゆるめることも
大切だなぁとつくづくまた思いました。

やっぱり和みのヨーガも復活しよう♪
とまた思わされました。
ガンダーリ先生と篠先生もお友達ですしね♪



他にもたくさんたくさん、母として学びになることをたくさんお話くださいました。


ところで私は、何気質でしょうか・・・?(笑)


気質を知ることは、視野を狭めることではなく、新しく知ることに囚われず、
また世界の面白さを知れるきっかけであること、本当に感謝しています。




参加してくれた母達にも、少しでも励みになるものでありますように・・・

ありがとうございました。





2017年1月8日日曜日

新年 お餅つき

昨日は地元・根古谷の有機農家さん園山農園にて、新春お餅つきでした。

ぺったらぺったん、もちつけもちつけ
ぺったらぺったんもちつけた! 


杵と臼でのお餅つき、こどもの頃の憧れでした(笑)


根古谷のこども達も沢山集まってくれて、楽しいたのしいひと時。
森はめったに会えない、地元の高校生のお兄ちゃんにいっぱい遊んでもらえて、
今朝は「Nくんにまた会いたいよー!!!」と号泣。

こんな思い出ができるのも、このつきたてのお餅のように、心をほかほかにしてくれるね。
それが母はなによりうれしいな。




ゆらも優しいお姉ちゃんたちにいーーっぱい遊んでもらって
お腹いっぱい、むねいっぱい。


園山さんありがとう!

 毎年恒例になってきた埼玉の雷電神社にて初詣のお抹茶。大好きなのに、こんな顔~