2015年10月28日水曜日

子供は自然そのもの。2015.07.01

そのうちまた、鬼から人へ戻れなくなった時の母(自分)のための備忘録。(息子3歳目前、娘8ヶ月)
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子どもは自然そのものだ。
自然は朗らか、自然は残酷、自然は美しく、自然は癒やし、破壊し、そして絶妙に調和する。

自然はユニークで、自然はユーモラス、自然は太陽と水が必要で、自然は野放図に成長しようとし、自然はただその命を全うせんとする。
自然相手に、ちっぽけなニンゲンのコントロールなどきくはずがない。
自然はコントロールされるのが大嫌い。コンクリートを敷き詰めたって、突き破って出てくる生命力、それが自然。
それを忘れ、ついコントロールしようと試みる。
が、それは大波に飲まれているのに、必死で抗っているような、無力さと、苦しみ…。
残されるのは、ただただ徒労のみ…。
母になると、子をひたすら守ろうとするものだ。
時に人はそれを母性愛という。
でも本当に「愛する」というのは、その相手を「守る」ことではなく、その相手に「自由をあたえる」ことだ、という。
これは本当に難しい。でも私は真実だと思う。
でもそうだとしたら、動き出した自然たちにとって、母性愛など単に母親たちの自己満足に過ぎず、ただ鬱陶しいに過ぎないのかもしれない。
「木の上に立って見る」、それが親。
昔の人はエラい…
母親なんて勝手なもので、子のためなら自分の命など全く惜しくないくせに、自分の予想や期待とおりにならないだけで、気分を害し、憎くく思ったりするもんだ。
自然農の師匠・川口由一さんは、自然農の実践にとって大切なことは、自然にたいし「添い、応じ、従い、任せる」ことだと言う。
子育ても同じじゃないの?とダンナはんは言う。
そーんなこと仰いますが、ウンコのついたお尻でふかせてもらえずウロウロされてみてよ!
それに添い、応じ、従い、任せるって!?
と反発してみても、結局そうするしかないのだ、相手は自然だから。
自然に教わることはあっても、
自然に教えることは何一つなく、
自然をジャッジすることも、
ましてや征服することは決してできない。
野菜も群れて育ちたいものあれば、最初から一人でかなりのスペースを欲しがるものあり、つかまりたい、絡まりたいのもあれば、一人スクと立ちたいのもあ り、下に伸びたいものあれば上に伸びたいの、横に這いたいのあり、次々実をつけるのあれば、一生に一つしか実をつけないのもある。
野菜ですら?この豊かな個性。子供はこの全ての個性をあわせもち、時々でいろんな側面をかいま見せたりもする。
私たちにできるのは、ただその個性を認め、添い、応じ、従い、任せるしかない。
ニンジンにオレンジ色であることを責め、キュウリに絡みつくことを怒り、ゴーヤが苦いことを変えようとする人はいない。
しかし頭じゃわかっちゃいても、毎日毎日イライラ、ガミガミ。
小さな存在に圧倒されて、感情を征服されてばかり…

ふと握った手のあまりの小ささに、ハッと我に返り、心臓を握りつぶされる思い。
その繰り返し。
咲いたばかりのチューリップを根こそぎ花首おられても怒るまい。
自然にとっちゃタンポポもチューリップも同じ花。
ベトベトの手で拭いたばかりのガラス戸をベタベタ触られても怒るまい。このトキしか見れない、期間限定のアート作品だ。
掃除機をかけた直後に、虫や葉っぱを家の中で散らかしても怒るまい。
自然にとっちゃ内も外も境界はない。
甘いものばかり食べたがっても怒るまい。アリもハチもカブトムシもホタルも、苦いものより甘いものが好きなんだ。
寝たばかりの妹を起こしちゃっても怒るまい。
怒ったところで後の祭り…
「オニはそと~!」と言ってぬいぐるみを投げられても怒るまい。
確かにそこに、鬼がいた…
怒ったところで何一つ良くなることはなく、冷静になれば、怒るほどのことはそうそうない。
と、頭じゃわかっちゃいても、つい怒りまくる小さな自分。冷静になり、ごめんね、と言うと、ごめんねと返す子。
小さな子同士のケンカと一緒。
でもやっぱり人の子、シツケは必要!?
じゃあ動物を見てみよう、コトバで子供は躾られない。親の生き方、姿を見て真似るのみ。
坂本フジエ婆さんはそれを「感化」といい、真弓定夫先生は「親が成長する姿を見て、子供は勝手に成長する」と言う。
けっきょく、自分が成長するしかないのだ。全て自分次第。
あぁ無情…!?
かわいい可愛い子供たち、母を毎日育ててくれて、ありがとう。
どうしようもない、怒っても、母はお前さんたちのめちゃくちゃな自然さを、どうしようもなく愛してる。
そしてきっと、あなたたちも母を許し、愛してくれて、ありがとう。

2015年4月27日月曜日

コッコを絞めていただきました。

もう一月以上前になりますが・・・
同じ顔した肉食獣が2匹いるわが家は、いずれ肉も自給せねば・・・・
ということで、
卵用にいただいたコッコを一羽、庭で絞めていただきました。


ここでまた登場いただいたのが、我らが師匠ソロさん!

さすが、‘絞めて食べる’というのが日常として育ったソロさん、
神にお礼を告げると、
あっという間に命を絶ち、毛をむしって丸裸にしたら
頭から内臓から足まで、キレーに無駄なく‘たべもの’に
してくれました。

なんというか、ほんとシンプル。


過剰な懺悔や謝罪の表明もなく、センチメンタルもなく、
もちろん残酷さもなく、ただただ淡々とおこなうソロさんに
すっかり私は面食らいました。


この地に足のついた人と、ワナワナしちゃってるワタシという人は、
なんだか全然違うわけだ・・・とつくづく感じて。
やっぱりいろんな意味で師匠です、ソロさん。



そして肝心のお肉!


まず美しいーと思わず言ってしまうほど、内蔵もみんなキラキラ輝いていて驚き。

エネルギー値も半端なし!少量でもう満腹。

食べる、というのは胃袋にものを入れることじゃなく、
その生きていた命のエネルギーをまるごと頂くことなんだ。


肉の量でも、カロリー値でも、もちろんタンパク質の量でもなく・・・



私たちニンゲンも、単なる肉の塊でもないし、ココロだけでもないし、
その両方と+見えない‘気’とか‘霊性’でできてる。

野菜も気をもってるし、お肉となった動物たちももちろん気があり、
気のない食べ物に、似た‘何か’ばっかりを食べてると病気になるのかも、
というか満たされないで、甘いものに走ったり~お酒をがぶ飲みしたり~、
はたまたなんか吸ってみたり~、もしくはセンチメンタルに走ったりするのかも・・・・
などなどいろんなことを考えさせられました。


ところで森は、最初から一部始終みてました。



その日はさすがにショックを受けたようでしたが、
 いつもはみることはないけれど、お肉はみんなああして、
どこかのコッコやどこかの豚さんが命をくれているんだよ、
と説明してあげると、そうか・・・・・と思ったようでした。




そして2日後に食べ残したお肉を食べたら「おいしい、おいしい」といい、
大声で「コッコありがとーーー!」と叫んでおりました。

肉を食べる、ということはこういうことだ!

とわかったらしく、キリンをみてもゾウをみても「食べれる?」と聞いてくるのは
ちと困ります。


そのうちウコッケイをツガイで数羽いただける事になっていて、
絞めて食べるのを日常にしようとしている我が家の父ちゃん。
はりきって鳥小屋を作りましたが、さてはてどうなることやら・・・・


私も菜食ではないので、いずれ鶏一羽くらい、朝飯前に絞めれるようにならねば、、、、、
(ダメ?・・・かな)とまだまだ弱腰なヘタレ母ちゃんです。



ソロさんありがとうございました。


神に感謝を告げます

息絶えたら、お湯に入れると毛が楽に取れます

首を取ったら切り分けます
焼き鳥屋さん開店~

腸の中までキレイに掃除しました
大好きなソロさん

そばにいれるのがうれしくてたまらない

こんな顔をして写真をとれるのは珍しい!!

2015年2月17日火曜日

森のようちえん たねっこ オープンデー

すっかり‘たねっこ’大好き、お散歩大好きになった森くんが
お世話になっている、四街道の「森のようちえん ‘たねっ子’」が
3月にオープンデーを設けています。

2歳児、3歳児ってこんなことできるの?!という驚き。
母から離れると、グングン驚くほど成長していく。

子供ってまさに無尽蔵にあふれ出る「エネルギーの塊」 !
おっきーーーな空のした、エネルギーを思いっきり開放するのって
やっぱり気持ちいいよね。




自然は私たち自身である。
自然を知ることは私たちを知ること。
自然を汚すことは私たちを汚すこと。
自然を大切にすることは、私たちを大切にすること。
自然はすべてを教えてくれる。
私たちは自然から学ぶことができる。
私たちは一生かかって知らなければいけないことは、私たち自身のことである。

最近、私はつくづくそう思うのです。


自然はとても厳しい。

でもやっぱり懐がでっかいなぁ。



森は2歳児にして、すでに母より足裏の皮は強いし、体力もある・・・・・・・・・

母は必死についていく毎日です。

オープンデー、ぜひご参加くださいーー

 森のようちえん たねっ子のオープンデイ開催決定!

3月2日(月)
春をさがしてお散歩&手作り甘酒をのもう
[四街道総合運動公園]

3月16日(月)
どんぐりの森までお散歩&五平餅を食べよう
[どんぐり森プレパーク]

両日ともに10時〜13時半頃を予定しています。

自然の中で仲間と共に成長するたねっ子たちの活動を親子で体験してみませんか?

詳しく知りたい方はメッセージいただくか、代表.岸本までご連絡ください。
岸本連絡先
090 8875 1368
chigyougouitsu37@docomo.ne.jp

チラシもお配りしています。

ライブのお知らせ

その音を聞けばあらゆる邪念も吹き飛んじゃう!
天性のジェンベ・フォラ、
我らが師匠ソロ・ケイター(^ ^)/


なんとソロさんのバンドメンバーとしてうちの父ちゃんも来週、浜松町のカラバッシュでのライブに出ることになりました。
Japon SODIAのメンバーは、バディーニャ太鼓隊(宮さん、はっちゃん、まるさん、石ちゃん)&奈良大介&加藤タクミという豪華メンツ。
いやー見てみたい、踊りたい!
んが、私は乳飲み子がいるのであきらめますが、森はバディーニャ姉さんたちが見てくれるというので、ライブを見ることができそうです、ありがたい!
こちらもお時間ある方、ぜひ、行ってみてください♪

https://www.facebook.com/events/866944173370323/?pnref=story



かずさファーマーズマーケットに出店しました

すっかりご無沙汰しております!
へのへの一家元気にしています。
じつは昨年11月に第2子となる女の子も生まれ、家族4人となりまたにぎやかになりました。

自然農の田畑は、いまの家に越してきて、父ちゃんがすっかりやる気満々?!
順調に作物たちも育ってくれて、
お米は約2俵、野菜もイモ類、ニンジン、豆類は豊かに実り、
先週末はひさびさにマーケットに出店することもできました。

いろいろご報告したいことは山ほどありますが、
またゆっくりPCに向かうことができるようになるのはいつになるやら?!?

日々があっという間に過ぎていき、
当たり前すぎる日常に、忙殺されてしまわないよう。
あらためて、「なにが一番大切なのか?」を日々自分に問い直し、問い直し、
の毎日です。


そしてやはり、「すべてはよき意図を持った必然」なんだと思う、今日この頃であります。