2013年9月20日金曜日

メンドクサイ から モッタイナイ へ

みなさまご無沙汰しております、
昨日の中秋の名月は本当に美しかったですね。

私たちも3人でお月様を見上げ、森も「ぎが」といって、腕を大きく伸ばして
お月様をうれしそうに指さしていました。

まっくらな私たちのお庭は、月明かりであかるく、
月光でクッキリと影ができました。



念願のスローライフは、超イソガシーです(笑)




これね、うちのお庭なんです(笑)


右にちらと写ってるのが納屋。
左のツルが延び放題なのが、キウイの棚。


そろそろ柿の実が色づいてきて、柚子も少し大きくなり始め。
ミョウガがぷっくり出てきて、隣の家の大きな栗の木から
こぼれ実がころころ(笑)


でも特に柚子の皮は、放射能検査したほうがいいですね。


この辺り空間線量は0.06平均だったので、だいぶ低めではありますが。




そしてまだまだダンボールが片付きませんが、大量にもらった赤シソで
シソジュースやら、そのシソで手作りゆかりやら、
次々なったゴーヤの佃煮やら、葉トウガラシの佃煮やら、栗ごはんやら
次から次へと豊かな実りをムダにせぬよう、大忙しです。

これからは芋がらの佃煮が最高にうまいし、シソの実も漬けたい。


食い意地のおかげでがんばれます(笑)




そして冬野菜の種まきラッシュ。


森は歩き始めて、いたずらラッシュ(笑)


 まぁ目が回る忙しさですが、やっぱりずっとやりたかったことだし、
うれしいです。


庭の手前には畝たてて、冬野菜の種を数種まきました。
空いてる場所には、ハーブをたくさん植えたいな、と。
めざせベニシアさんの庭。




でも昔の人ってほんとうに凄いなって思います。


お盆には、ちゃんとお供えものして、
ご先祖様が帰ってくるからといい、家中、家の外もきれーーーーにして、
お彼岸だから、そろそろおはぎとかも作るわけでしょう。


新米と、採れたてのアズキでつくる、手作りおはぎはさぞおいしかったんだろうなぁ。
(うちのアズキはまだまだできないケド、、、、、)



忙しくても、仕事量は減らさない。



それどころか、忙しいのに昔は

「子どもたちの蚊帳に毎晩ホタルを放ってあげてさ、
毎朝またぜんぶ集めて逃がしてあげるのが日課でさ 」

と隣の婆ちゃん。




メンドクサイなんて言ってたら、なーんもできない。



しかし私は「メンドクサイ」が口癖のようなムスメでしたが、
今こうして生活しているのが嘘のよう。



自然からの恵みを前に、「メンドクサイ」という言葉は出てこないんだな。

「もったいなーい」という思い、それに必死についていこうとする行動力。

まだまだですけどね。



今のおうちに出会う前に、いくつか古いお宅を拝見したり、
農家さんのお宅におじゃましたりすると、だいたいこういった
「天照大神」さまの掛け軸がありました。

掛け軸はなくとも、神棚が必ずあり、お札があったり。




たった数十年前の日本は、それが当たり前だったのに、今の家には
神棚すら無い家が当たり前。

これはいったいどういうことなのだろうかと、考えずにはいられません。




そしてお天道様を拝む気持ちは、やはり自然に芽生えるものなのだと
実感しています。


メンドクサイからと、人間は生活をどんどん簡便にしたはずなのに、
豊かで大切な何かをたーーーっくさん捨ててしまったの。




やっぱり田舎暮らしはいいわ。

自然はすばらしいわ。






 庭のジャングルに大雨ふって、森もおおはしゃぎで、縁側を行ったりきたり。




なんかちょーだい、と台所ではおねだり攻撃。


まったくじっとしてないので、静止写真を撮るのは至難のワザになっております。

アパートのときは、9割方、おまるでウンチしてくれてたのに、
家が広くなりすぎて、目が届かなくなりすぎて、
すっかりおまるでウンチができなくなりましたー(T T)


ま、それも成長ということで。


ウンチ屋さんも大忙しです。。