2012年12月19日水曜日

へのへの 出産体験記 当日(2) 陣痛の痛み

ところで将来君といえば、臨月に入ってからなんだか家にあった
野口晴哉さんの『育児の本』を読んだばかりに、

出産は本来無痛で行われるもの

というのを信じていて、陣さんが始まっても

「ほんとに痛いの?痛いと思うから痛いんでしょ」などと
また呑気なことを言っていました(笑)


私もその本を読んでいたので、ほんとは思い込みなのかな、と希望的観測で
いたのですが、とーーんでもない!


さすがの晴哉さんも経験者ではないわけで、これは思い込みではない、と断定(笑)


でもやはり「痛い」と思うと、余計に痛いのは事実なわけで、
とりあえず「痛い」というワードは、頭の中から消すことにしました。
たぶん、「痛い」という言葉も一度も発しなかったかな。

そうすることによって、体が感じる実際の痛みもだいぶ違ったのではと思います。


そもそも実際にそれは今までに経験のない感覚で、
いわゆる「痛み」とも
なんとも種類の違う感覚だったような気がします。


だから陣痛の痛みは誰に聞いても「どんな痛み?」という問に対する、
正確な答えがない、、、


よくブルドーザーでお腹を走られるような、とか
スイカを鼻の穴から入れるような、とか
言われますが、、、
んなわけない(笑)


それは経験者にしか絶対にわからないからなんだなぁ、と。


私は痛みというより「ちから」「パワー」と感じました。
圧倒的なパワー。
という表現が一番近いような・・・・




話はそれましたが、佐久間助産院まで車で約1時間。


ふつうに考えたら、ちょっと家からは遠いと思われますが、あとから聞いたら
1時間前後はちょうどいいらしいです。


テレビでやるように、急に「う、うまれる~~~~~~」なんていう陣痛には
普通はぜったいならないわけで(笑)、ちょっと余裕を持って、ゆっくり向かう
くらいでちょうどいいんですって。

あっという間に生まれる人は実際にいるみたいですが、これは家系によるところが
大、だそうです。

お母さんが、「あなたはすぐ出てきちゃったのよー」という人は、そうなる可能性が
高いけど、普通~遅かった人は、まず無いとのこと。



と、ちゃんと事前に聞いてたのに、まったく私はきわめてご都合主義?な性格で、
マサキ君に「ちゃんとバスタオル持った?」なんて確認したりして(笑)

この時点でもまだ、「私は早く生まれちゃうんじゃないか」という勘違いを
拭いきれずにいました。


が、産院についてまたまた現実にぶち当たることになります。



つづく





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