2012年6月23日土曜日

陣さん

まだです(笑)



こないだ印度ネパールの長旅から帰ってきたY君から将来君に電話あり、

「小石うまれた?」って。


かわいいなー小石(笑)


しかも名前まで考えてくれて、



「ビュンビュン丸ってどうかな?」


・・・・・・・・・ビュンビュン丸?!(゚Д゚;)


石田ビュンビュン丸

石田びゅんびゅん丸


・・・・・・・・・


どんな発想なのか、まったくY君の脳みそは不可解ですが、

気持ちだけありがたく受け取り、Y君の未来のこどものために譲ることにしました。。




今週からついに農作業休止令が出まして。
周りの農家さんも、今にも出てきそうなお腹で畑仕事を一人でしているのを
みると気が気じゃないらしく、
助産師さんも、身体の準備はできてきてるから、あとはもう家でのんびりしていなさい、と。



ゆっくりしてたいけど、スクスク育ってるモロコシちゃんや、トマト君、
ジャガ男にニンジンちゃん、放っておけないよ~~~~(> <)と思っていましたが・・・・


そういわれて、ようやくなんとなく気兼ねなしに家での~んびりしてみると、
やっぱりちょっと無理してたのかもなーと思うほど、眠いねむい、、、、、、、、


臨月はいってママが無理して仕事してたら急に逆子ちゃんになっちゃった、
なんて事もあったみたいなので、私も危なかったかな、、、、



妊娠はビョーキではないにしても、このデカ腹かかえて動き回るのは、かなり体に負担が
あったようです。



今週からは毎日和みのヨーガのソロワークをして、ゆるんでゆるんで。


マタニティ・ヨガっていうのは、なんだかシックリ来なかったけど、やはりこの
和みの手当は、毎回大あくびの連発で、涙がドワーーーーーっと出て
脳天からつま先まで完全に緩めるので最高です。


わたしの妊娠も、この和みのヨーガのおかげといっても過言ではないところがあります。
そのことはまたいつかゆっくり書きたいと。




(c)R.Leon



もうここまで来ると、私のカラダはただただ緩みきって、赤ちゃんの誕生のために存在する生き物。

私の意思や想いは、関係なく、

あとは大いなる自然の力に任せるのみ。



水曜日の新月の日は、さすがに大潮パワーを全身で感じ、
ママディしゃんが、ググっと下に降りるのを感じました。


来週出産予定の沖縄のかわいいお友達は、台風のとき前駆陣痛があって産院に行くと
人が溢れてたとか。

台風で産気づく人もすごく多いらしいです。


水曜日、関東近辺は台風パワーと新月パワーがあいまって、、、、、、
私はただじっと、その力を感じてました。




この新月で出てこなければ、きっと予定日通り、次の満月前あたりだね、と
前回検診時に助産師さん。



なーんかでも、すでに下腹部にグイグイと押される感覚や痛みがあって
今にも出てきそうだよーーーでもまだなのかな?




今は産院のスケジュールでコントロールされてしまうお産が多いけれど、
本当に自然に任せていると、人のお産も驚くほど月の満ち欠けと連動しているそうです。



かくいう私もド満月生まれ。


将来君は、新月の2日後。




ママディしゃんはいつ出てくるのかな~?


(ご自分の誕生日の月齢を知りたい方、こちらから調べられます~おもしろいよ。
http://www.moonsystem.to/newfull.htm







陣痛は確かに怖くないといえば嘘になります。


「陣痛」って響きがいかにも痛そうだから、陣さん、と呼びます(笑)



でもあの痛みを乗り越えるから、乗り越えた自信が、
「母の強さ」を得る元になるんじゃないかしら


ってある方がおっしゃいました。


なるほどー



しかもなにより、大変なのは母体だけじゃなくて、赤ちゃんも狭い産道を
必死に必死に出てくるんですって。
ガイアシンフォニーで、その出てくる時の赤ちゃんの顔をみたお友達が、
「ウウーーーーン!!!」ってすごい顔をしかめて頑張ってたよ~って教えてくれて、
そうなんだね~って(゜-Å)



母たちの時代は、逆子だろうと、首にへその緒が巻きついていようと、
4000g以上の巨大児だろうと(すべて実際に聞いた話)、
基本的にみんな自然分娩の経膣分娩だったそうです。


今は妊婦さんにも色んな選択肢があって、産院にしてみれば帝王切開がありがたく、
麻酔を使う無痛分娩を望む人も多いそうです。


それぞれの選択でいいと思うけど、わたしはこの日本に、
まだ「助産院」という施設が残っていてくれて、本当によかったな、ありがたいな、
と心から思います。





‘お産は人間に残された最後の自然’




とは有名な吉村先生の言葉だけど、本当にそうかもな~と思うのです。



木の実も熟せば、自然とポロっと落ちるもの。


お産も母体と赤ちゃんの準備が整えば、機が熟せば、自然とスルっと進むのでは、と。
ハイ、希望的観測です。
でも心からそれを信じてる。






私がお世話になるのはこの道50年の大ベテラン、助産婦さん。


本当に心から信頼できる人のもと、お産ができる安心感、ありがたさ。
紹介してくれたKちゃん、本当にありがとう!



もう少しで終わってしまうのはちょっと淋しいマタニティ・ライフ。

たくさんの方々にいろんなプレゼントやお気遣い、お言葉をいただき、
本当にありがたい気持ちでいっぱいです。


ありがとうございます!!



産後はしばらくブログも書けないのかもしれないですが、うれしい、笑える?
報告ができますように♪


畑では生まれたばかりのチビバッタやチビカエルたちがぴょんぴょん。
あの妊婦カエルさんもぶじお産すんだんだろ~なー

道を歩けば、子猫がチョロチョロ。



一足先に誕生しているママディしゃんの仲間たちを見かけるのも
なんだか楽しい。




あーどんな陣さんなんだろう?
将来君はどんな想いを抱くのだろう?
ママディしゃんは、どんなにカワユイんだろう?

わくわくどきどき。


「いきんで産み出すのではなく、ゆるんで通す!」

と、そのママに書いてあった言葉を、目が合うと
自分の言葉のように指立てながら私に言ってくる将来パパしゃん (笑)


あ~楽しみ♪

2012年6月14日木曜日

パパしゃん

梅雨入りですね。

昨日くらいから色々一段落して、ようやくなんだかのんびりできそうになってきました。

予定日まであと2週間ちょっと。

おかげさまで母子ともに、体調万全。



前々回の検診では、胸を大~きく上下させて、外に出てからの呼吸の練習を
一生懸命、一生懸命やってるママディしゃんの姿を見て、
ジーーーーーーーンと感動してしまいました。

偉いな~(゜-Å)


先週ちょっと夜ねむれなくなってしまった時があったんだけど、
先輩ママのお友達に、産後は眠れなくなるから、体が自然と予行練習してるんだよって
教えてもらえて、
そっかーママディしゃんもあんなに頑張って予行練習してるんだから、
こんなことでヘコタレてちゃあかんな~と思えました。

おかげさまで今やまた熟睡の日々zzzzzzz.....

(c)babycentre
もうお腹の中ではこんなに大きくなってるみたい。
横になってじぶんのお腹を見てると、オヘソのすぐ横に、ツーンと三角の小さい山ができたり(たぶん肘で押してる)、
ありえない形にお腹全体がイビツ化してたり(足でグイーーンと押してる)、
なんか見てるだけで可愛くって、ナデナデしちゃいます。


会える日が近づいてますます気持ちが通じている気がするんだけど、
話しかけてるとやっぱり赤ちゃん言葉になっちゃう(笑)


うちは、ちゃ・ちゅ・ちょ派じゃなくて、しゃ・しゅ・しょ派(笑)


将来パパしゃんも、さすがに1ヶ月を切ったら
「なんかキンチョーしてきたぁ」と言っとります。


でもほんとにおかげさまで、ツワリも全くなくて、
体調を崩すこともなく(後期から妊娠性掻痒が出ましたが、、、、今はほぼ快復)、
家事もふつうに全部できるし、食欲も旺盛だし、
将来君も「妊娠はビョーキじゃないんだから」と、特にいたわってくれるわけでもなく(笑)


中期くらいに一度なんかお腹痛い日があって(ただの下痢だったんだけど、、、)

「なんか陣痛みたいな痛み・・・・」
と私が言えば

「ぷっ、知らないくせに」とか言うし(笑)



1ヶ月くらい前も、

「今日なんかお腹痛いかも」と言えば

心配そうな顔して、

「・・・拾い食いでもしたの?」とか言うし・・・・(-_-?)


ノーテンキなパパしゃんです。



それでもやっぱりこんなお腹になってくると、
「身重の妻」っていう気がするらしく、
家事なんかもせっせと手伝ってくれるようになったのはいいけど、


「なっちゃんの~為~なら~、エンヤーコラ~」と
わざとらしく歌いながら洗濯物をたたんでくれたりして(笑)


 なんだか楽しそうです。




『うまれる』という映画を見て、なんか凄く印象に残ってたのが、じつは
お父さんになる、パートナー、男の人のこと。


たまたまそこに出ていた人たちがってことかもしれないけど、
妊娠・出産は、女性と赤ちゃんの世界と思うけど、でもやっぱり男性・パパがいなければ
ありえない世界なわけで、パパたちも、色んな複雑な気持ちを抱えて
妻の妊娠期を過ごして、なんとなく自分の無力さみたいのを感じながら(?)
でも一生懸命、妻や子どものことを考え、支えてくれているんだなぁってことに
気づかされたというか。


つくづく今の時代の、妻やママは旦那さんやパパが優しくって幸せだよな~
恵まれてるよな~と思います。
じぶんたちの母親世代ではありえないもの。



女の人は、妊娠すると明らかに体が変わるし、自然と分泌されるホルモンのおかげで、
いつも酔っ払ってるみたいに、ホワ~っと幸せな気分になれるし、
徐々に徐々に変化を受け容れられる。

でもできれば、それを一緒にダンナさんとも分かち合いたい、と願う。


でもちょっとやっぱり難しかったり。



 胎動を感じているときに、
「ほら今、ここ触ってみて」と言って
将来君が触ったとたんに、シーーーーン・・・・・・・・


「じゃあ、行ってくるよ」と出かけしなにお腹を触って、話しかける将来君。
シーーーーーン・・・・・・・・


ガックリ寂しそうに出かけていく、かわいいパパしゃん(笑)


時々赤ちゃんは「しゃっくり」をして、これまた呼吸器を使う練習?を
しているらしいのですが、その時ビクっビクっと定期的にお腹が
動くので、「ほらほらシャックリしてるよー」というと、

「ワっ!!!」

と驚かせてる将来君・・・・・・・・・・・(-_-?)


でも最近はけっこう反応もいいみたいで
「ホラ動いた!」と嬉しそうにしています。



シーーーーん・・・・と反応なくても
「・・・・・・・喜んでるっぽい」と、前向きに捉えたり(笑)



そんな健気な?パパたちの凄くいい味方が、この「そのママ」のメルマガ。
http://www.sonomama-papa.com/PC/Index.html


予定日を入力すると、毎日(!)今日の赤ちゃんの発達の様子や、ママの体の変化、状況
についてメールを送ってくれるんです。
素晴らしい!

基本はママたち向けなんだけど、パパが登録すると1週間に1度くらい
パパだけへのメッセージもあるんだって。



最初はなかば強引に、わたしに無理やり登録させられた将来君でしたが、
やっぱり色々様子がわかるのは面白いらしく、
「今○○なんだってね~」とか楽しそうにしているのを見て、
やっぱり登録してよかったなと思いました。




でもいつも、パパが太鼓叩いているときが、一番ママディも嬉しそうにしている気がするよ♪

べべちゃんグッズのガラガラ。‘コトリのマシャキしゃん’ちょっと似てない?(笑)


出会ってもう12年。
あの頃はまさかパパとママになんて想像もしなかった(笑)


どんなパパとママになるのか・・・・、
と、その前にちゃんと名前考えなきゃ(笑)


ん~~~~名前决めるのムズカシーーーーー!

石田ママディ(100%日本人)だったら怒られるよね。

2012年6月3日日曜日

世界でいちばん好きな場所


ただの草野原のような、わたしたちの畑。

「いちお いろいろ あんのな」

と通りすがりの‘ショウベシンタク’の婆ちゃん(笑)


そうです、いちおう野菜育ててます!(笑)


 ことしはお勤めしてないから、3月末から俄然‘野良仕事モード’で、晴れてる日は
ほとんど毎日畑に出ています。


でも世界で一番好きな場所にいられるのは本当に幸せ。


妊婦で体力なくて、すぐ疲れやすいはずだったのに、畑にいると
なぜか無限にエネルギーが湧いてきて、気づくといつも暗くなるまでいたりして。

 これがほんとフシギだなぁ~って思ってて。


でも家帰ると、ご飯つくって、食べて、もう撃沈。。。。



そうしたら前回の伝統芸能部でなかじさんがエネルギーの法則を教えてくれて


宇宙の法則として、
「すべて高いところから低いところへ、
強いところから弱いところへ流れる」

というのがあって、エネルギーもしかり。


エネルギーの高くて強いところというのは、自然の命が多いところ。
エネルギーの低くて弱いところは、人工物の多いところ。


ということはーーーーー、自然農の畑はもの凄いエネルギー値が高いから
わたしはあそこにいると、無限にエネルギーも貰えるんですね。

なっとく!!!!


やることが沢山あるのはもちろんですが、もうずーーーっといたいなって思っちゃうのです。

4月、5月は種まき、発芽ラッシュ。


かぼちゃ

とうもろこし

えだ豆



 冬の間、こうしてほとんど氷かかってたキャベジ君も



スギナなかですくすく育ちー

ついに昨日収穫を迎えました。

 周りはお見事に青虫くんに食べられてますが、中から結球してくるキャベジは、
玉の中は無傷なので、無農薬でもちゃんと食べれるんですよ。





捨てたカボチャから勝手に発芽

いちごの赤ちゃんは青いのです

熟すと赤ちゃん?!おいしいよ

写真はないけど、この他、夏野菜のキュウリ、トマト、ピーマン、茄子、ゴーヤにインゲン、
トウガラシと、落花生にオクラ。
ジャガイモはもう花咲いて、里芋にサツマイモ。生姜とモロヘイヤ、などなど。

いちお、いろいろやってます(笑)



今、食べごろなのが

エシャレット。香りがつよーくて味噌つけてガブッ

ネギも味が濃い!切ると透き通って美しいんです

そしてー
そら豆。

ことしは冬が寒すぎてずいぶん枯れた木もあったけど、どうにか生き残った子たちは
立派な実をつけてくれました。

肥やしをやらない自然農のそら豆は、木はちんちくりんでも、中のフサフサが少なくて
身が大きくて立派です。

味はもちろん、お上品で繊細な甘味がたまらない逸品。
カワユイのう


ことしも売れるほどできなかったのが、、、、、、



そしてそして

ぐりーんぴーす、ドン


これが本当に美味しいのです。

自分たちでつくるまで、グリーンピース(えんどう豆)ってあんまり縁なくて、
ノーマーク野菜だったのですが、この旨さを知ってしまうと、そら豆君も霞むほど?!

豆ご飯が最高です。


ちなみに隣の畑のシンタクの婆さんは、グリーンピースのことを
「ピース」と呼びます。
「あんれ、ピースがよくできてるわ。じょうずだんよ。」
と褒めてくれます(笑)
なんかかわいいよね、ピース・・・



最後に・・・・

じつはへのへの畑初収穫の玉ねぎ。

玉ねぎはね・・・・・・ほんとムズカシー!!
まずスギナわんさか生えるような酸性土壌は、めっぽう苦手らしいのと
なにより肥やしが必要!!だから自然農ではなかなか、、、、、、、、、


なにはともあれ、
いま収穫期をむかえているこのお野菜たちは、
本当に寒かったことしの冬も、ただただジーーーーーっと寒さに耐えて
半分凍りながらも、どうにかこうにか生き延びて、
そしてこうして豊かに実り、私たちの糧となってくれることに
ただただありがたい想い。

「いや~あんたら凄いよ。エライ!脱帽です」などとブツブツいいながら
ポツポツ収穫しとります。



 すばらすぃ~~~~~~~と日々感動。



大好きな畑仕事も産後1~2ヶ月はできないのかと思うと、気が気じゃないんですが、
パパに頑張ってもらうしかない♪


もう毎日、畑の子たちとお腹のベビーのことで頭はいっぱい。

今日は雨の予報だったから、昨日仕事をぜんぶやったので一休み。





今日から臨月に入りました。


この次の満月前後に、ママディさん、誕生の予定。
いよいよひと月だーー、もうすぐ会えるね♪
ママは直前まで、がんばっちゃいそうな勢いです。