2012年4月21日土曜日

のらぼう はスゴイぞ


 わお~~~~自然農の畑は、あっちゅーまに草野原になりました。


この間の投稿の写真は2月12日。 2ヶ月ですごい変貌ぶりです。




そら豆もこのとおり、ナズナに覆われてーーー(> <)
でも美しいでしょ。

さすがにこれではほったらかしすぎなので、ナズナさんは刈らせていただきますが、
ニンニクやらエシャレットやら、せっせと草刈りにかりたてられています。






そら豆の花も咲きました。

なんだかチョウチョみたいで不思議にかわいい。


ちなみに、おらがの畑はこれだけ草ボーボーで虫もたーーっくさんいますが、
うちのそら豆は多くの農家さんが悪戦苦闘するアブラムシに悩まされたことは
ないんですよー

そのぶん、てんとう虫くん達も沢山いるので。







そして春といえば、
へのへの農園では毎年恒例?!の、こちらの 「のらぼう菜」 です。


まずネーミングがすてきでしょ。



今スーパーでも出回っている、いわゆる「菜花」と同じアブラナ科。


トウだちした茎をポキポキ折って、いただきます。
(写真は収穫後だから、トウが見えずスミマセン)



これがまぁ、味が濃くておいしいことこの上なし!



こののらぼう。なんでも江戸時代に、幕府が「食味がよくて、沢山とれるから、
大いに作るべし」と農民に種を配布したのが始まりだそう。


冬を越して成長するので、病虫害の心配もないから、もちろん無農薬で
つくれるし、味はうまいし、なんといっても種がたくさん採れるというんです。

菜花の種、そうナタネ油の原料ですよー



石田家はじつは農家ではないのですが、将来君のお母さんは農家の出身。


自家製味噌や梅干はあたりまえ、毎年お茶も1年分じぶんちで茶葉をとって
蒸してよって、油も菜種から、ちゃんと絞って、ぜんぶ自給していたんですって。


それが「あたりまえ」だったというから、驚きます。



わたしたちも、いずれはそうなりたいなぁ、という目標。



ことしは、初菜種しぼりにチャレンジしたい♪



ちなみに、今流通しているナタネ油のほとんどが、すでに遺伝子組み換えの
ナタネから作られているらしいです。(「いのちの種を未来に」野口勲著より)



全国の休耕田で、この超簡単栽培のノラボウ君を沢山つくれば、食用だけでなく、
エネルギー源にもなる菜種油がたくさんできるのにーーー、と野口さんも
言っています。



ノラボウ君の未来は明るい?!




ちなみにアブラナ科は、じつに種が交雑しやすいのですが、
不思議なことに、このノラボウだけは、交雑しないんです。



なので毎年、種を買わなくても、正真正銘、純度100%のノラボウを作ることができます。


いやはや本当にすばらしい。




さー今日も畑にいってくっぺ!






2 件のコメント:

  1. のらぼうな激ウマでしたー!!甘~い!!
    余計な味付けしたくなくてみーんな茹でて食べましたよ☆
    いつもありがとう。ごちそうさまでした!

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  2. こちらこそいつもありがとうございます!!
    ミツワフのみなさまに支えられてのへのへのでございます。
    これからも末永くよろしくお願いします(・ω・)/

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