2011年11月16日水曜日

畑の放射線量  私を生きる

久々に怒りに燃えて、自分の毒に毒中り、、、、、
もうここまでくれば、どちらに転んでも、混乱しかないので
腹をくくるしかないと吹っ切りました。

ブログ読んで下さっている方も、きっと毒中りしたと思います。
ごめんなさい。


さて、へのへの畑、ついにガイガーカウンターをお借りして
空間線量を測りました。
(Oさんありがとうございました!)

佐倉市、印西市、プチホットスポットもあるという話。
しかも枯葉が堆積しているところが高い?!
ということは自然農の畑は・・・・・・・・・・

とある程度覚悟をしてみましたが、結果は



地上1cm、3箇所測って、だいたい0.0台~0.1台を行ったり来たり。
通路側が一番高くて、風が吹くと、ほんの一瞬0.3台に行った時もありましたが、
だいたい0.1台でした。

覚悟していたよりは低かったから、一安心。


まぁ体調もすこぶる良いので、大丈夫だとは思っていましたが、
実際はかると落ち着きますね。


でもこれから北風シーズン、少し気を付けたほうがよいというご意見も。


これから大量に大豆を収穫して味噌作り。
今千葉県では米と同じように、大豆も県全体で放射線量を測っているもよう。
印西、佐倉ででなければ安心ですが、一応じぶんたちでも
測ってみようかと思います。



そしてついに、今週末は、自然農の全国実践者の会で、福岡に行きます!
憧れの自然農専業農家・ほのぼの農園さん見学。
「自然農の手引き」作者・鏡山さんの畑見学。
そして川口さんの学びのお話。

ほんとうに楽しみです!


昨年の奈良で行われた会も素晴らしく感動しました。


その中でも忘れられない自然農の心ともいうべきお話が
「私を生きる」ということ。


参加者の中から質疑応答の時間。
とても心やさしそうな中年の女性が、ふるふると泣き出しそうな声で

「先日テレビで熊を捕獲している映像を見ました。
 私はとても可哀相で、見ていられませんでした。
 草や虫を敵としない農法をやっておられる皆さんは、そうしたことをどのように
 対処、お考えでしょうか?」
というような質問をされて、それに答えたのが、富山の石黒完二さん。


「結局、私は私を生きるしかないんですよ」


・・・・・・・・・・


しばし沈黙。



「もし畑に出ていて、熊が現れたら、熊が私を襲ってきたら、
 私の命が脅かされることがあれば、

 私は熊を殺します。

 なぜなら私は、私の命を生ききる、私を生きるしかないからです」




石黒完二さんは、富山の山奥で、ライフラインも無い中、完全に自給自足で
5人のお子さんを学校にも生かせずに育てた、本物の大地に生きる男。


言葉の説得力が違いすぎました。



あれから震災があり、いろいろなことが起きました。


でも結局は、私は私を生きるしかない。


その一言に尽きるのだろうと、私も深く腑に落ちたのでした。



朝の自然農の畑は、かくも神々しく美しい。

私という存在は、すぐに血迷い、悩み、毒を吐く、尊くも
ほんとうにちっぽけな存在で、畑に立てば、てんとう虫1匹ほども
美しくない。


でも私は私を生きるしかないんですよね。

意外と可愛いところあるし(笑)




福岡に行って、また大きな恵みをいただいてきます。

2 件のコメント:

  1. なるほど、ですね。

    意外でなく、すっごくチャーミングよ♪

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  2. かわてさん!
    うれしーこと言って下さってありがとうございます。素直に喜ぶ(笑)

    福岡はやはり素晴らしかったです。

    自然農は、川口さんはやはり素晴らしいもの、方だとあらためて体全身で感動しました。


    またお話しましょう~♪

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