2010年12月11日土曜日

ハニームーン・AFRICA

2008年8月31日(ヤサイの日)に入籍して、ようやくハニームーン?!
なんと、ついにママ・アフリカの地、ギニアに行くことになりそう。

2月中旬から1ヶ月あまり。


仕事を1ヶ月以上も休むというのを、職場の人にどうしても言い出せなくて
モジモジウジウジしていたけれど、すべての人は自分の鏡なんだから、
大丈夫!と信じて、言い出してみたら、
「いいじゃない、行っておいでよ!」と快く言ってもらえて。

職場のみなさんの優しさを一瞬でも(いやかなり?!)疑った
じぶんを恥じました・・・ ごめんなさい。



出会って10年の歳月がながれた。


いまでもほんの少し触れているだけで、
わたしのササクレだった心に、やさしくクリームを塗ってもらって
いるように、心がしっとり落ち着いてくる。

乾ききった大地に、しとしとと雨が降るように、
体中が静かに満たされていく。


いつも迷子で、心の中が汚く真っ黒に
塗りつぶされているように自分を感じていた私は、
やさしい大きな木のような彼のそばにいるだけで、
どれほど救われてきただろう。





奈良で、自然農の師匠・川口由一さんの映画を観た。
それは私が17歳の時に撮られた映像だった。



17歳の時・・私は、本当にひとりぼっちで、からっぽで、
ルーズソックスをはいて化粧をして口紅までぬって、
外見だけは一丁前に整えていたけれど、心の中は
虚しくて虚しくてたまらなかった。


本をひたすら読んで、映画をひたすら観て
現実をなにかで必死に埋め尽くそうとしていた。

世の中すべてが無駄だらけで、すべてがくだらないと思ってて、
手押し車をひくおばあちゃんをみて、早くああなりたいと
心から思っていた。


そんなときにもう、
川口さんは、こんなにもすばらしい自然農を19年もやっていたんだ。

そう思ったら、うれしくて、涙がとまらなかった。

ありがとうございます、と心から、叫んでいた。






いまは目に映るものすべて、なんでもない風景が、
こんなにも美しい。




世界はなんて美しいんだろうと、思える自分。






こんな自分に出会えたのも、すべて、将来のおかげ。







20代は、せまい日本を飛び出してみたくて、

多くはないけど何度か行った、海の外。

ずっと大きな空を求めて、

インドに一人、ラクダに乗って360度、地球を見渡してみたり

バリ島の楽園で水平線に沈む夕陽をぼんやりながめたり、

ジャマイカの原色の美に、打ちのめされたり、

キューバのどこまでも透き通ったブルーの海に
魂を吸い込まれそうになったり

スペインのすばらしい宮殿に迷宮入りしそうになったり

たくさんすばらしい世界を見せてもらったけど、


いま見る千葉のただの普通の田舎の景色ほど、

美しいと思えたものはない。



じつはいつからか、新婚旅行はアフリカと決めていた。(勝手に!)
なんとなく、世界の最終目的地のような気がしてて、
将来に出会う前、アフリカンなんて全然知らないころから。

もちろんお相手は未定で、行き先はケニアかタンザニアの
セレブな(笑)サファリロッジかなんか泊まって、
みたいな優雅な旅のプランだったけれど・・・・・


想い続ければ叶うって、絶対うそじゃないとおもう。




正直新婚旅行なんて、別に行かなくっても全然いーや、と
思っていたけど、なんだか行くことになったみたい。


ハニームーン・AFRICA。

太鼓とダンスを、ただひたすら。


ソロケイタさんの地元サンバララ村を訪ねて・・・


‘地に足をつける’から、ちょっと離れちゃうけれど、
アフリカの大地にしっかりと足をつけて、
大地とダンスして(?ただのひょうきん族かも?)帰る。




いったいどんなものを見て帰るのか。


とても楽しみ。

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