2010年10月27日水曜日

自然農に 生きる

自然農をなりわいに、果たしてほんとうにやっていけるのか・・・・・・

その疑問はけっきょく、じぶんの心を定めきっていないから。

答えはけっきょく、心を定めればおのずと出る。

ただそれだけの事でした。


全国自然農実践者の会

奈良に行って、ここでは書ききれない大きなおおきな学びを得て、
そしてあらためて、わたしは

自然農に 生きる


ことに心を定めました。


正しく強く生きるとは
銀河系を自らの中に意識して
これに応じて
行くことである


われらは
世界のまことの幸福を
索ねよう 


求道すでに道である
(「農民芸術概論」宮沢賢治)









言葉はもう、いらない。

川口さんの田にて


2010年10月22日金曜日

チェンジ・ザ・ドリーム@ Natural Studio

ナチュラル・ストゥーディオさんのぬちぐすいの会、勉強会第2弾、
「チェンジ・ザ・ドリーム シンポジウム short version」に
参加させていただきました。


いま生物多様性ということでcop10が開催されていますけれども
環境問題に少なからず興味をもって、
いちばん持続可能で、地球に負荷がかからない農法として
自然農に出会い、取り組んでいる私たち夫婦ですが、

はたして環境問題といって、わたしはどれだけ真実を知ってるんだろう?

というのは常日頃ギモンではありました。


将来はでも、平和活動にいそしむ時間があるなら
地道に自然農の畑作業をしていくことこそ、ほんとうに地球のための
活動なんじゃないの?
という確固たるスタンスを持っているので、わたしもそれに賛同していました。


が、が、どうしても気になって、それにNatural Studioさん、マキさんとの出会いは
運命だと思っているので、そこでの関心ごとにはできるだけ参加したい!という
思いでチェンジ・ザ・ドリームに行ってきました。
(はい、定まらない性格~)



わたしを含め、多くの人たちが思っている以上に、今、わたしたちの母体
わたしたち自身である地球は瀕死の状態にあるそうです。


アフリカにいるチーターや、マウンテンゴリラなど沢山の野生動物も
いまや絶滅危惧種になっているものも多く・・・・・・・・・


(C)毎日新聞




その動物たちの、あまりの美しい映像と、わたしたち人間の
あまりに欲深い傲慢な存在との対比がつらく、とても哀しい思いで耳の奥がキーンと
してきてしまいました・・・・


「わたしの孫の孫が問いただして私を寝かしてくれないのです。

 <あなたは地球が瀕死の状態のとき、地球のために、
  将来のわたしたちのために、何かしてくれたんでしょう?
  何をしてくれたんですか?> 」

地球の歴史は、40数億年前の誕生から、たびたび種の絶滅を繰り返し、
今日まで至っている。

わたしたちの生命なんて、蝉の一生より短いものかもしれない。


命あるもの、形あるものが、必ずその生をまっとうし、
消えゆくものならまた、
地球もきっと、例外ではないんだろう・・・・・・・


でも、孫の孫に、私はなんて答えられるだろう・・・・・・・・?

マキさんも、ある本の一説の、子どもたちの言葉

「大人はほんとうは、わたしたちのことなんて愛していないんじゃないの?

 どうしてそんなに勝手なことばかりして、地球を痛め続けて

 わたしたちに豊かな自然を残してくれないの・・・?」(すいません、不確か)

という言葉にグサーーっと胸をつかれて、自分が死ぬときに
「ママはできるだけのことはやったよ」と言って死にたいと
涙を流しておられました。


わたしも・・・・・
将来の子どもに、そして孫に、孫のそのまた孫に・・・・・
胸をはって言えるように、これから毎日生きていきたい・・・・・
心あらたに、そんな思いでいっぱいになりました。


でも・・・・・今は本当に恵まれている時代!

地球を破壊し続けるような、大量生産、大量消費のシステムに、
自分の選択で、加担しなくても生きていける時代。

毎日何時間もかけて水を汲みにいかなくてもいいし、
排泄物の処理もしなくていい・・・

必要最低限のものは、持っているし、余計なものまでたくさん。

地球に負荷のかかるものを持たない選択もできる時代。

自然農で食べていけなければ、他の仕事も持つことができる時代。

地球のために、何かしたいと思えば、できることがたくさんある時代。

病気になっても、西洋医学に頼り切らずに、じぶんの選択で
東洋医学、自然医学などじぶんの望む治癒を目指せる時代。

おいしいオーガニック食品を、手軽に手に入れられる時代。

田舎ではお母さんの昔ながらの季節ごとの手料理を、おいしく
いただける時代。

・・・・・・

あげれば切のないほど、いま私たちが日本で生きている
この時代の素晴らしさは
今までのどんな時代よりもたーーーーっくさんある!


またあらためて、つくづく、いまこの時代に生かされていることに
ありがたいなぁと感じ、また、これからじぶんができる無限の
ことがらに、希望で胸がいっぱいになりました。


そしてもうひとつ・・・・
感じたのが、野生動物たちの美しさに胸をうたれるのと、
障害を持つ子どもたちの美しさに胸をうたれるのと、
まったく同じ感情だったということ・・・・・・・・・・!


障害をもつ子どもがどんどん増えているのは、環境汚染による
母体汚染が原因とされているけれど、
減り続ける野生動物たちの代わりに、もしかして彼らは
どんどん増え続けているんかも・・・・?
なんて突拍子も無いことを思ったりもしました。。


今週末は、自然農の師・川口由一さんの地元、奈良で、
自然農・全国実践者の会「人類の明日を悟る Ⅱ」に行ってきます!

今からとても楽しみです。

2010年10月21日木曜日

そしてスタッフ・ベンダ・ビリリ 外側を剥ぎ取れ!

そして1週間後には、日比谷野音でのスタッフ・ベンダ・ビリリ、
ライブに行ってきました。





BADENYAママンのご招待で、ソロ&クレア with BADENYAのメンバーみんな
で行ってきました。
ママンありがとう~~~♡

彼らはアフリカはコンゴの首都キンサシャで、車椅子で路上生活者という
境遇に落ちながらも、音楽を作り続け、ある日豊かな先進国であるフランス人に
見出され、アルバム発表、ドキュメンタリー映画はカンヌ出品と
奇跡的な軌跡を生んだ人たち。
「ベンダ・ビリリ」とはリンガラ語で、「外側を剥ぎ取れ」という意味だそう。
障害はあろうとも魂は自由なのだ、外側ではなく内面を見よ!
というメッセージが、バンド名。


ハンディキャップというのは、実際におかしい言葉だなと思う。

1/4の奇跡の中でも、多発性硬化症(MS)に罹った女の子は、
「MSのおかげで、私は普通の人が見れないものをたくさん見ることが
できたから、MSであることに感謝したい」というようなことを
言っていた。
わたしはそれは、決してキレイごとや気休め、慰めで言っているのではなく
心からの本心だと思う。

そうした事のおかげで、普通の生活では得られないような、魂の滋養となる
ギフトがどれだけあるんだろう・・・・



もちろん、自分のからだが思うように動かなくなったら・・・・・・・

即「ありがたい」とは言えないと思う、
間違いなく。

そりゃもちろん。


でも・・・・・・・・・・・・・


この映画を撮ったフランス人も、この映画を観た「私は持っている」
と思っている豊かな人たちも、彼らの音楽を聴くヨーロッパの人も
日本の私たちも、
彼らの音楽の放つ、魂の奥からどかーんと光ってるような
圧倒的なバイタリティに、
まぶしさと少しの羨望を感じずにはいられないと思う。

音楽性?

でいったら、
前座で見た、グリオの一弦フィドル奏者・ジュルデーカマラのほうが
はっきり言ってよっぽど凄かった。

同じ1弦でも、ロジェが空き缶で作った手製の楽器サトンゲなんて、
トイレットペーパーに管がついてるように見えるし・・・・

その音色だって、ヒンニャラヒニヒニ奇妙な音。けっして美しくはないし、
いいんだか悪いんだか、よくわからない・・・・けど
妙~に心の琴線に触れる。


しかし前座のJULDEH CAMARAも、Victor Demeも本当によかった。
MCのピーター・バラカンさんもステキだったし(笑)

おかげでよりアフリカン・ミュージックへの興味が増しました。


でも前座が終わってベンダビリリの一同が現れた瞬間、会場は総立ち。
彼らの音楽で、みんなひとつになっちゃった。

音楽性なんて・・・・・
論じてるような人は一人もいやしない。(たぶん)


ベンダビリリの音楽は、人を動かしちゃう不思議な説得力と
パワーがある。

音楽ってやっぱり頭で「すごいですね」っていうんじゃなくて
身体が「動いちゃう」っていうもんだな~って
つくづく感じて。

というか自分はそういう音楽がすき(笑)

ずっと大好きだったレゲエもまさにそういう音楽だし。


究極でいっちゃうと、豊かな国で生まれ育った人たちや
もっている人たちが、ベンダビリリやジャマイカのゲットーで
育ったような人たちが作る音楽より凄いものを作れるとは
到底思えない・・・・・・・・・・・

あー人はどうして持ってないものを欲しがるんでしょうか!


ライブ、本当によかった。
ありがとうございます!



     ♪段ボール(トンカラ)で寝てた俺がマットレスを買った

      同じことが起こりうる お前にも 彼らにも

      人間に再起不能はない 幸運は突然訪れる

      人生に遅すぎることは 絶対ない♪  
     「トンカラ」

2010年10月20日水曜日

印旛とくべつしえんがっこう

「あそこには障害児が二人いるからけっこう大変なんだけど、
 がんばってね」

1年半前、ふとしたことから学童保育で働くことになって、面接に行った時の
保育士さんの言葉。

「ショーガイジ?!」

正直、わたしみたいなど素人がそんな大変なところに行って
大丈夫なわけ???と戸惑いました。



その時わたしの中で‘障害児’といえば、日常的なことすらままならない
介助の必要な子というイメージしかなく。


でもそこにいたのは重度の知的障害や肢体不自由な子たちではなく、
見た目はなんら普通児と変わらない、
発達障害の子どもたちでした。


集団行動ができない。

避難訓練をしても、一人動かずもくもくと絵を描き続ける子・・・
運動会のリレーで、バトンを受け取ったとたん、逆方向にダッシュしてしまう子・・・


怒りを抑えられない。

お友達に暴力をしてしまうのを押さえつけられると、
外に飛び出して、傘で生垣の花を力いっぱい叩き落とし続ける子・・・
コンパスの針を、ザクザクとケースに刺し続ける子・・・・
ガルルルル~ガルルル~と呻きながらのたうちまわっている子・・・・


突然後ろから背中を思い切り蹴られたり、

「石田きもいんだよ、死ね。早く墓場に入れ」
などの暴言・・・・
でもさんざん言い尽くせば、「石ちゃんごめんね、ごめんね。」
と甘えてくる。





すべての人は、自分の鏡。


だとすれば、
この子達はみんな私の鏡なんだ・・・・・・・と、


いつも胸が潰されそうになりながらも、

愛しくて愛しくてたまらない思いが込み上げてくる。


健常児のこどもたちも、どの子ももちろんとってもかわいい。

でも普通の人が想像できないほどの、困難さと混沌の中に生きていながら
この子達の放つ、透き通るような輝き。

わたしはもう、すっかりその虜になってしまいました。



この子たちのことをもっと知りたい!
どうしてそういうことをするのか、理解したい!
どうしたらこの子達を支援できるのか、学びたい!


そうして、図書館でたくさん本を借りてきて読んだり、
研修会に参加していくにつれ、彼らのことを理解していくのは
つまり、やはり、自分自身のことを理解していくことと
まったく同じだったことに気づきました。


大人というけれど、
親というけれど、
先生というけれど、


いったい'大人’な私たちは、
どれだけ自分自身のことを知っているんだろう?

どれだけ生きることの本当の意味や、真理や、いろんな感情について、
自分の人生について、命について知っているんだろう?



もっともっと、彼らのこと=わたしのことを知りたくて、
きちんと資格を取って、仕事をしてみたい、と思うようになりました。


残念ながら保育士の国家試験は今年は落ちてしまいました・・・・が、
来年また再チャレンジ!

それまではボランティアで、何かできればと、講習会を受けて、
実践研修に印旛特別支援学校へ。


特別支援学校というのは、ちょっと前までは「養護学校」と呼ばれていた
学校です。


さすがに前日は緊張してあまり寝られなかった・・・・
でも着いてしまえば、子どもたちの中に入ってしまえば、もう大丈夫。
初回ということで学校も考慮してくれたのか、高等部の生徒会長がいる
クラスで、本当に介助が必要な子はダウン症の子一人で、
あとは自力通学しているような子ばかりの教室でした。

ちょうど文化祭前ということもあり、朝の1時間目の体育(3週走った・・・・
先生方はやはり体力すごい!)の後は、一日、文化祭の準備。

わたしは「紙工班」で、緘黙(かんもく)の高1の男の子S君の補佐に。

紙工班は、牛乳パックの紙を再生して、新たに紙をつくる一連の作業を
手分けしてやっていました。
(すごい!)

S君は、ドロドロになった牛乳パックの紙を、2つのジューサーミキサーに入れて、
スイッチをいれ、1分のタイマーをセットして、ピッピッピと鳴ったら
中のものを、ざるにあける。
という一通りの作業をします。
手順はぜんぶわかっているので、わたしは補佐というほどのことは
しないのですが、
S君、緘黙なので、いっさい言葉は発しません。

ただ、ひとつの作業をするごとに、クルンと一周からだを回転させたり、
両手で指をならすような形にして、いろんなところ(壁や床や
柱など)をタッチしたり、
トントン、トントン、と蛇口を閉めた後、蛇口に「おつかれさま」
とでも言っているように指先でかるーくいろんなところをタッチ
します。

さいしょは「へ??」と思い、じっと見ていましたが、
そのクルン、チョンチョン、トントン、の動きを、とても楽しそうに、
ニコニコしながら、優雅に、するんです。

もうそこだけ、S君のまわりだけまるで別世界。

ひとつの作業をするごとに、クルン、チョンチョン、トントンを
繰り返すので、1分ジューサーを回すだけのことも、けっこうな
時間がかかります。

しかも大人にかまって欲しくて、ちょっと違うことをやってみたり、
人のことをちょっかい出す振りをしたりするので、さらに
進みません。

でも注意を受けると、またうれしそうに、ニコっと笑って、
作業に戻ります。


S君がニコニコしていると、わたしもとっても幸せな気持ちになりました。

S君は、チョンチョン、トントンしながら、まるで自分の周りの
すべてのもの(どんな無機物でも)と交信して、調和しているような、
そんな感じがしたのです。


でもS君のお母さんからの連絡帳には、
「いけないことをしたら、もっと厳しくしかってください。」
と記載されていて、先生たちは「困ったなぁ、厳しくしても意味ないよ・・・」
とおっしゃっていて、
障害を持つお子さんを育てる、親御さんの苦労という現実と
先生たちの思いとの軋轢のようなものも・・・


さすがに先生たちも、普通の学校の先生とは違って、
厳しいながらもおおらかさを兼ね備えていらっしゃり、
この中で学習できる子どもたちと、困難を抱えながら普通学校で学習することでは
子どもの感じるストレスや如何に・・・・とまた思いました。


1日を終えて、さようならの挨拶の時、
高校3年生の女の子Eちゃんが、わたしの袖を無言で引っ張っていました。
何か言いたそうなんだけど、モジモジしていて、何も言い出せないでいると
担任の先生が
「Eさん、それはおかしいですよ。何かいいたいことがあるなら
 石田さんにきちんと伝えないと、伝わらないのよ」というと
「また来てください」
と言ってくれました。


コミュニケーションをとることの困難さを感じているのは、きっと
この子だけじゃない・・・。
わたしのほうが、よっぽども下手かもしれない・・・



障害があろうと、なかろうと、

多かれ少なかれ、わたしたちはみんな、いびつな存在で。

みんな、いびつなりに必死に生きているんだなぁと。


子どもたちに本当にたくさんのことを教えてもらいます。

2010年10月9日土曜日

なごみ 平日クラス、スタート

ほんの数年前まで、わたしの中にはとっても大きな
怒りの感情が巣くっていたようです。

つねに燃え続け、そのエネルギーに突き動かされている
ところが多かったように思います。


和みのヨーガに出会ってから、そんな怒り達をずいぶん手放すことが
できるようになりました。

草だらけの畑で作業していると、そんな感情はぜんぜんいらない
ことに気づくようになりました。


でもたまに・・・・
必要のない嫉妬心に、それが転じて怒りに、
翻弄されてしまう、まだまだ・・・・


今は手に取るように、その黒々とした硬いものを、
冷静に見ることができても、どうしてもそれを、
捨てることができずにいるときがある。。


前までは、おそらく、飲み込まれていたけれど、いまは
そこまではいかないで大丈夫。


ただそこにある黒々とした硬いものを、いかんともしがたくそこにあらせる。


怖いです、じぶんでも(笑)

なんじゃこの毒々しいのはーーー!と思います。

でもあるんです、悲しいことに。


「どんな感情も、じぶんの責任」(byリズブルボー)の言葉に
100%同感だから、キライもシットも、ぜんぶじぶんの責任って
わかってるのに・・・・



そんな時は、このなごみの手当てを自分にしてあげるんです。


淡々と。



身体がゆるんでくると、自然とあくびがいっぱい出て、涙がいっぱい出て、
淡々と心もゆるんでくる。

そうするとようやく、


ごめんなさい

許してください

ありがとう

あいしています


が自然と出てくる。



喜怒哀楽。

喜び、哀しみ、楽しみはみんな自覚できるのに、なぜか
怒りには目を伏せたり、無いものにしてしまう、もしくは
ぜんぜん気づかないことが多々あると思う。

でも怒りだってれっきとしたその人の感情。


行き場のない怒りは、知らず知らずのうちに身体に
コリとしてついて、固まってくるから・・・・

目を伏せないで、ただ認めて手放すことができれば、
見えないところで、いつのまにか膨れ上がることも
ないんだって、和みのヨーガは教えてくれます。




11月2日(火)より、Natural Studioさんで平日、モーニングクラスが
始まります!




ポーズはいっさいとらないから

からだカチカチさんでもだいじょうぶ。



どなたにでもできる

こころ と からだ をゆるめる

きもちのいーい手当て法。



ほんらい、

じぶんの身体は誰よりも、

じぶん自身が知っています。



ほんのちょっと、身体に

目を向けてみませんか?


ご家庭内に、ひとりだけでも、

この和みの手当てをしてくださる方がいれば

ちょっとした心身の不調も

自然治癒力で癒していける。




かんたんなことを

たのしみながら続けることで


心身ともに調和し、

健康で

より美しくなれる。






首・肩こり、腰痛、頭痛をお持ちの方
不眠ぎみの方
アレルギーのある方
うつのある方
自律神経のみだれ
更年期の悩みをお持ちの方

ずっと許せない人がいる方
自分を好きになれない方

どなたにも、この和みのヨーガをおすすめします。

@Natural Studio(ナチュラル・ストゥーディオ)(ユーカリが丘・佐倉市)





11月2日(火)
●9:30~11:30
参加費 1000円

クラス後、Natural Studioさんはカフェ営業していますので
おいしいマクロビランチで身体をさらに喜ばせてあげても♪



10月30日(土)
11月20日(土)
12月18日(土)

●10:00~12:30
参加費 1500円(お茶とおいしーいマクロスイーツ付き☆)


そして土曜クラスの次回、10月30日は、くるみちゃんこと
川瀬はるみさんがメインリードをつとめてくれます♪

川瀬さんは初のNatura Studio和みのヨーガクラスに
参加してくださり、このたびインストラクターになられたとても
ステキな方。

大学生のお嬢さんがいらっしゃるとは思えない、少女のような雰囲気を
お持ちの女性ですが、しっとりと落ちついた声でリードをしてくださる
とまるで詩の朗読を聞いているように、ゆったりとした気持ちに
させてくれます。

お楽しみに♪





この絵は、前回のクラスで参加してくれた、オーナーのマキさんの
愛娘マイアちゃん(小学校1年生)が描いたもの。

この日は最初、嵐で大雨だったんです。それがクラスが終わるころには
止んですっかり気持ちのいいお天気に。

あまりにステキな絵だったのでついパシャリ。
ちなみにNatural Studioさんのロゴも、マイアちゃん作だそうです。


この日はめずらしく、いつもお忙しいマキさんもソロワークの始めから
参加してくださり。
大好きなママとベッタリできて嬉しそうに笑うマイアちゃんの
愛らしいクスクス笑いに、場もすっかりまた和んで・・・・

ペアワークでは、ママにせっせとお手当てをして、
ママにお手当てされたマイアちゃんは、なんと途中で爆睡~~~
ふだんお昼寝をしないというマイアちゃんが、その後1時間以上もスヤスヤ
眠っていました。

ほんとうにステキでした♪


またこの日、初参加してくださった自律神経が乱れがちという
女性の方。

とても繊細な方で、身体のあちこちが痛そうでした。


痛みを感じられたら、身体はどんどん変わっていきます。

でもよっぽど痛かったのかな・・・
わたしと組んでいただいたペアワークのお手当ては、ほんとうに
いっさい力をいれずに、やさ~しくなでたり、さすったりして下さり・・・・

それがまたとーーっても気持ちよかったんです。

「痛かったらかわいそうだな、と思って」と。


ほんとうに優しい方なんですね。

優しさがわたしにも伝わってきて、ほんとうに優しい気持ちに
包まれました。







Natural Studio(ナチュラルストゥーディオ)
佐倉市宮ノ台3-1-10山万ビオトピアプラザテラス3

(山万ユーカリが丘線『中学校』駅下車すぐ左手)

駐車場有り:モノレール線を挟んですぐ裏手のイーオン(マックスバリュー)の駐車場、イーオンの向かいの駐車場、あるいは、同じビオトピア・プラザテラス内にあるカレー・ナマステさんの隣にある駐車場どちらにでもお停めいただけます。

Tel/Fax:043−489−3663

2010年10月7日木曜日

ハクビシン

楽しみに楽しみにしていた、今年の落花生が・・・・・





なんじゃこりゃー!
掘り起こされていました・・・・・

ことしは大干ばつで昨年より実のつきが良くない上に、
数少ないしっかりと太った美味しい実ばかり食い尽くされて・・・・・

涙涙涙!!!


犯人は・・・・・
(C)野毛山動物園

どうやらこの、ハクビシン。
「かわい~」なんて思わず言っちゃいますが、もう困ります・・・

おそらく彼らも今夏の大干ばつで、食料に困り、畑に食いにきたもよう。

このハクビシンに限らず、野うさぎやイノシシなどの畑での獣害は
全国でほんとうに深刻なようです。

これも日本の森を豊かな落葉樹のある雑木林から、針葉樹の杉ばかりにしたために
林や森の生態系が大きく崩されてしまったことが一因とされています・・・


でもおかしかったのが、宮さんに聞いた話で、本当に田舎の方だと
猿が家にあがって一人でテレビを見てたとか(笑)
笑えるけど、やっぱり精魂込めてつくった作物を横取りされるのは
‘こらんねぇ’っす。

ということで、ハクビシンが嫌がるという、人間の髪の毛を畝の周りに
少しおいてみました。(美容師のHちゃんご協力ありがとうございます!)

効果のほどは・・・・?






どこからか種が飛んできた赤ジソが、花を咲かせています。

種をとって、来年はちゃんと育ててみよう。




ブロッコリーの苗は、なんともいえない愛らしい色あい。



バッタ君が大好物・・・・

「食べないでよねー」と声をかけて
この後、離そうとしても、苗にしがみついて離れないバッタ君・・・・


ことしはせっかく出たにんじんの新芽も、ほとんどオンブバッタに
食い尽くされてしまいました・・・・・涙涙




大根はいまのところいい感じ。




さつまいもの葉っぱと四葉のクローバー





もうすでに2m以上に成長したオクラについた毛虫くん。
イエローラインが素敵です。


畑の時間は静かに過ぎていきます。

将来の太鼓

話が前後してしまいましたが・・・

先週の土曜日は、元ギニア大使である富田さん主催の
君津の小さな町内会のお祭りに我らがアフリカン
太鼓&ダンスチームBADENYA(バディニャ)が
留守中のソロ&クレアの代行ということで行ってきました♪



富田さんは、フランス語圏のいろんな国の日本大使としてご活躍
されていたそうですが、なかでも一番思い入れのあった国が、
ギニアだったそうで、ご自身のご希望で、最後の赴任地は
2回めとなるギニアにされたそうです。


そうしたギニアへの深い愛情をお持ちの富田さんと
親しいお友達ということで、1コン2コンサンコンでおなじみの
オスマンサンコンさんのトークショーなどもあり。

しかもこの日はギニアの独立記念日でもあったそうです。


んーこれはやはり、ギニアに呼ばれてるかな~なんていうまた
勝手な思い込みが強まるなつきでありますが、それはさておき、
こんかい、なんと将来がソリスト・デビューーー。

1回目のライブはハシモトケの二人が間に合わず、なつきがサンバンなど
かなり変則な編成でしたが、木更津での直前練習も功を奏して?!
富田大使も、大使夫人もノリノリになるほど大盛況♪
サンコンさんも、思わずジェンベを叩きはじめ・・・・

みんなで楽しいひと時を過ごすことができました。


将来も、サンコンさんから「佐倉のママディ・ケイタだ」なんて言われたり(笑)
富田さんも、ご自身も太鼓をちょっとやったことがあるそうですが、
なかなかきちんと音の叩き分けができず、きれいな音も出せるようにならないので
諦めちゃった経緯があるぶん、将来の太鼓を「とてもキレイな音で、すごく
上手だね」とお褒めくださり。

よかったねぇとホッと一息。


まだまだ司令塔としてのジェンベフォラには遠い道のり、しかもまだ
将来自身は横太鼓をやりたいそうですが、今月は今週末の
川崎みなと祭りもあるし、31日には同じく川崎マリエンで、ハシモトケ主催のお祭りもあるし、
ジェンベフォラ将来、がんばれ~

わたしも一緒に叩いてるので、写真を撮れないのが残念・・・


でも宮さんも言ってくれたように、音はもちろん、立ち姿が美しいよー
将来♪

まるでボロカダ様のよう。



夫バカにもほどがありますね。

将来の音は、ほんとうにきれいだと思う。

太鼓ってほんとうにシンプルな楽器だから、一音一音、すごく丁寧に出さないと
ただの雑音になっちゃう・・・・

いくらテクニックを磨いても、「音が出せてないとだめだ」というのが
将来の一番たいせつにしているところだし、努力しているところでもあるから
当然なのかもしれないけど、聴いててほんと心地いいです。

これは夫バカじゃなくても、みなさん言ってくれることだから、きっと
そうなんだろうな。

あとはやっぱり自然とにじみ出るその人の、心、というか・・・

わたしもがんばらねば。


太鼓がほんとうに楽しいな、と思えるのは、3つの横太鼓、そしてジェンベ
が本当にグルーヴして、アンサンブルしているとき。


子どものころから、「私が私が」と常に自己主張の人生だった私・・・・


「こんな自己中心的な人みたことない!」とか面とむかって言われたり、
ライターの仕事をしているときは、「人の土俵にはだしで踏み込んでくる
自分本位の人間」と陰口言われたり・・・・

自分ではそこまでひどいと思ってなかったから、言われたときは
かなりショックで凹みましたが、でも実際そうだったみたい・・・・・(笑)


アフリカンの太鼓をとおして、将来の太鼓をとおして
Living in the Harmony、アンサンブルする気持ちよさというのを、
ほんと実感させてもらうようになって。

昔のブログに、ラスタファリアンのいうI&Iの意味を書いたことも
あったけど、自然農の川口さんがいうところの、一人一人が己を生ききって
それで初めて個を超越して、絶対界に立ち、すべてと調和できるっていうのは、
アフリカンの太鼓なんてまさにその通り!

一人一人がしっかりと叩けてないと、調和なんてできない。

いやーすべて繋がってますね~



と、またかなり長くなってしまった。


サンコンさんのリアルBADENYAトークとか、富田大使夫人のお話とか
書きたいこといっぱいだけど、、、


昨日のソロちゃんワークも相変わらず最高でした♪


ギニア、行けますように!!!!!

2010年10月3日日曜日

1/4の奇跡



ずっと観てみたかった映画を、Natural Studioさん、マキさんが
自主上映してくださり、きょう、出会うことができました。


さいきんずっーと感じつづけていること、
その集大成を見せられたような、そんな感じでした。

もうみんな、知っていること・・・・・

わたしたち、みんな、ほんとうは、知っているのに、
忘れてしまっていること・・・・・・・


もう泣けて泣けて、ぐしゃぐしゃになりました。



ニンゲンも、草も、動物も、みんな同じ遺伝子から・・・・・・・・

ひとつの命。


障害者っていうけれど、

病気っていうけれど、

すべて早いか遅いかだけの違い・・・・・・・


年をとる、老いていくことは、いずれ障害を持つことといっしょで・・・・・

でもそれによって辛くなるんじゃなくて、
たくさんのことを学んで、歓びがしみて、ありがたすぎること感じて・・・・

ただこの命に。


「病いは治すものじゃなくて、学ぶもの」

っていう自然療法の大家・東城百合子さんの言葉を、わたしはアトピーを通じてものすごく
実感していて。


人生において、しんどいけどやんなきゃいけない、宿題のような・・・・?


きっと人によってその科目や難易度、出されるタイミングは違うんだろうけど。





おおきなおおきなおーーーーきな何かに、生かされているだけの命。


愛しい、かわいい、にくったらしい、悲しい、切ない、はかない、しぶとい命。


なにもかもなにもかも、命。


命に生かされている、命。



「出会うのは、会うのは、お互いに必要としているから」


出会いは奇跡。



どうしてじぶんの人生がこうなるのかぜんぜんわからない。

だけど私は、子どもたちに出会う仕事に進み、
そこで障害を持つ子どもたちの命の輝きに導かれ、
そして明後日には、わたしたちの畑にほど近い
特別支援学校に研修に行くという、この運命のながれはなんでしょうか。

なにもかもが絶妙にタイムリー。


障害のある子達に出会うことも、
畑のすぐ側に特別支援学校があったことも、
この映画を今日観ることになったことも

偶然といっては、やはりできすぎている・・・・




ただ導かれるままに、わたしの道を進むだけ。歩くだけ。


最近は、会いたいなと思っている人、想う人に、偶然に会える。

今日のこの場でも、自然農を私たちに教えてくれた、木川さんに偶然会えたし・・・・



大ちゃんの詩が、眠っていたなにかを優しく強く、
揺り起こします。


23日土曜日にも、八千代市で上映予定があるそうです。


わたしたちは、本当に弱くて、脆くて、本当に強くて、たくましい。




「じゃがいもも

皮があるときは

くさらんのや

           僕だって

           守らなければ

           つらいんや」
by原田大助


ありがとう