2010年2月5日金曜日

はだか






はだかの木。(近所の農家民家の庭先にある保存樹・けやき)



前までは、緑の海がどんどん枯れて、一面茶色のグラデーションになっちゃう
冬はさみしーと思ってた。


でも今は、枯れ草たちが北風にふるえる姿も、
なんだかとても、いとおしい。


白髪の、やさしいおばあちゃんみたいに感じる。


はだかの木も、枯れ木じゃなくて、もの凄いいのちの息吹。



にんげんも、本当にキビシイ時は、やわらかい部分が落ちてしまう
冬場に葉っぱを落とすように。


やわい部分をぜんぶ落として、
じーーーーーーーーーーっとしてる。


でもその中で、またいくらでもぴかぴかの新芽を出す準備が
できてるんだな、きっと。



緑の中にいるより、よけいに感じるはだかのいのち。




静止のなかの躍動





天にむかう動脈


耳をすませば


きこえる賛歌

7 件のコメント:

  1. 私も冬の枯れ木大好きだよ♪

    とってもアーティスティック!
    生きてるオブジェって感じ^^

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  2. 私も冬景色が好きです。
    草原の草や花の茎が枯れて、一面枯れ草色の草原や、雪に埋もれた草原はマイ原風景のひとつです。
    雪に包まれて眠る土の中を想像するとき、草の芽や虫たちも春に向かって準備してるんだなぁと、寒い冬景色にもふっくらとした暖かさを感じます。
    お二人の畑もきっと そうね。

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  3. シャランさん、

    生きてるオブジェ、ってステキなexpression!


    われらがママン!

    ほんとに、目には見えないけど‘感じる’新しいいのちたちの鼓動に、しあわせな気持ちになるんですよね。
    わたしたちの畑も、春夏秋はあらゆる昆虫、あらゆる幼虫、生き物たちがにぎやかに動きまわりそれはそれは活気に満ちているけれど、いまはひっそり。
    またかれらに会えるのが今から楽しみでたまりません。

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  4. アンタナオタナ2010年2月10日 18:04

    天に向かう動脈…イイね♪
    樹木は天に広がる枝と同じくらい
    地面に根を張ってるんだって!凄いね
    目に見えるものもあるよ
    木の枝をよーく見ると力強い芽が^^
    ホント草木は逞しいスね

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  5. お、アンタ林業さま!

    さすが専門家のご意見(笑

    そうですね、ちっちゃい芽が出てきてますよね~
    それを見るたび卒業式の送辞「さくらのーつぼみもふくらみー」を思い出します。

    わたしも草木の逞しさに、いつもパワーをもらいます♪

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  6. 投稿とは関係ないけれど
    なつきさん夫(母がそう書けといってます)33歳おめでとう。
    これから先、「山あり谷あり」いろいろあるでしょうが、
    野菜を食して下さる方たちのために、努力・勉強が大事です。(面と向かっていえないので、このさいだ!!)
    皆さんに喜んでいただける野菜を作っていってください。
    がんばれー・・・・

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  7. プー父さん、

    本人が照れてるので代筆。

    「がんばります」

    とうれしそうです。


    ありがとうございます☆

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